うつというと、気分が落ち込む、やる気が出ないといった症状が思いうかびます。ここでは、もっと具体的にどのような症状になるのか、詳しく解説しましょう。
失敗したり、人間関係がうまくいかなかったときに一時的に落ち込むのとは違い、特に理由もないのにずっと気分が重い状態が続くのが特徴です。不安感、悲しさ、あせり、この先何もいいことがないと思う、自分は何もできないと悲観する、など様々な感情も生まれます。症状が進むと何もないのに泣いてしまうこともあります。
何もする気が起きない、という症状です。つらいのは、やらなければという気持ちはあるのにどうしてもできないというところ。これがまた焦りを生み、悪循環になってしまいます。ひどくなると、引きこもり状態になり、家から出られなくなったりもします。
最初はアイデアが浮かびにくい、大事なことを忘れているといった程度ですが、でも進行すると、口数が減り人前で発言しにくくなったり、自分の意見が言えなくなったりします。ダメな自分に落ち込んで、これもまた悪循環になってしまいます。
うつ病は体にも大きな影響を及ぼします。代表的なものを挙げておきます。
眠れない、寝つきが悪いといった不眠と、昼まで寝ている、一日中眠いといった過睡の両方があります。
食欲がわかないというだけでなく、何かを無性に食べたいという気持ちを抑えられない過食のタイプの人もいます。
痛みも、うつの大きな特徴です。特に多いのは頭痛。一般的な痛みのメカニズムとは違う形で起きるので、鎮痛剤がなかなか効きません。また筋肉がこわばり、肩こりもひどくなりがちです。